ほら出た、鏡

もうすぐオット氏の誕生日

プレゼントもいいけれど
もう何年も一緒に旅行に行っていないし
近場で一泊ぐらいしたいなぁと思ったわけです

プレゼント代わりなので
わたしの財布から出します

まだ、猫のあみに留守番させたことがないので
遠出はせずに
午後から出かけて
おいしいもの食べて
お風呂入って夜景見て
翌日お昼前には帰宅

どう?と持ちかけたら

「えぇ、そんなのもったいなくない?」と眉をしかめるオット氏

出たー!

これはわたしの内側の投影、鏡

うん

一泊の宿泊代と食事代でまあまあな金額です

心の奥に長年染みついたケチっこ理惠が「これだけ使ったら残高がぁ…」と
心の中でうごめいているのが
オット氏の口を借りて話しているのです

1ヶ月ぐらい前には
一泊ぐらいしても大丈夫なように…とあみのに自動給餌器も買って
慣らし訓練も完了してるのに

まだ言うか、けちっこ理惠め!

そこでどうしたか?

「もったいなくないよ♬」とだけ答えて
一人で部屋へ

で、けちっこ理惠の言い分をひたすら聞きました

言い分は否定せずに「そうかぁ、そう感じてるんだね」とひたすら聞きます

そのうちけちっこ理惠は言うこともなくなったようなので
パソコン仕事を続けているうちに
夕食の時間

食事の席に着きながら
オット氏は笑顔で「で、どんなところに泊まるの?」

笑顔です

さっき眉をしかめていた人が 笑

なんてわかりやすい鏡でしょう♬

こういうこと、本当によくあります

こんなことやっちゃいけないんじゃないか という胸の奥の思いがあるのに
気づいていないと、周りの人の口を借りて言ってくるんですね

自分の胸の奥の思いが納得しない間は
目の前の相手を説得しようとしても相手は頑として譲りません

向き合うのは目の前の相手ではなく、自分の本音

蓋をせずに、とことん耳を傾けてあげてみてください

関連記事

アーカイブ

PAGE TOP