壊し屋さん

もう何十年もわたしの心のアイドル…という人物が2人います

ひとりはレオナルドダヴィンチ

言わずと知れたルネサンスの巨人です
天才です

初めて訪れたルーヴル美術館で
視線を感じて振り向いたら…この方が!

それ以来のファンでございます

そして、もうひとり

パブロ・ピカソ

まったく美術に興味のなかった、当時18歳のわたしが美術に興味を持つきっかけになった方です

ご存じの方も多いと思いますが
美術教師だった父親が13歳の息子の絵を見て筆を折る決心をするなど
子どもの頃から卓越した技術と感覚を持っていたパブロ・ピカソ

その完成された世界を自ら壊し続けたのが彼の画家人生

わたしがピカソに惚れたのは
晩年の陶芸作品をたくさん展示した展覧会が最初でした

白い大皿に何の迷いもなく
“かきなぐられた”顔

まるで子どもの落書きみたい…

ですが、大人が子どものまねをすると“あざとさ”がにじみ出ます

それがない

ピュアな魂が皿の上、花瓶の上で踊っているのです

どんなものか気になる人は是非“ピカソ 陶芸”で検索してみてください

その晩年からさかのぼるようにピカソの作品と出会っていったのですが
何度も何度も自分の作ったスタイルをぶち壊して
そのたびにエネルギーや魂がむき出しになっていったのを
作品から感じました

こんなに自分のスタイルを壊し続けた画家は知りません

自分のスタイルが出来て
それが世間から評価を受けたら
なかなか壊したりはみ出したりはできない…
壊すなんてもってのほかで
守ろうとするのが,世の傾向かもしれません

敢えてそれをしたからこそ
ピカソは晩年あまりにピュアな作品を生み出すことが出来たのだと思います

ピカソの陶芸作品は
見ると笑顔になるパワーを放っています

わたしは自分にエネルギーが足りないとピカソの画集を眺めます
(本当は美術館で本物の前に立つのがベスト!)

そんなパブロ・ピカソ

数秘で見ると…

誕生数 B#8-17
運命数 D#2-110
ソウル数 S#9
人格数 P#2-11

………

わたし、コアナンバー二つ重なっていました

(だからわけもなく惹かれたんだなぁ)

運命数の2は、一般的な数秘学では受け身で感受性豊かでやさしい数と言われます

ですが、もっと深く数字を読み込むUniversal Numerologyでは
「破壊」のナンバーなのです

美術教師の父の元に生まれたピカソは
自発的にではなく、環境から絵を描き始めたのかもしれません
スタイルの変遷の過程では2が象徴する「美」的な絵を描いていた時期もありました
しかも、当時の奥さんに「わたしの顔がわかるような絵を描いて」と言われて!
なんて受け身なの…

ですが誕生数8の持つ情熱とエネルギー
そして、2の後ろにある110という数字
これも一般的には読まない数字ですが
11という天のメッセンジャーのナンバーに
更に直観力の0までついていて
与えられた直感で「破壊」していくことが使命と設定されていたのがわかります

ピカソが表面的な2のままでいたら
美しいけれどエネルギーの感じられない作品を残すことになったかもしれません

自分のナンバーをご存じで「2」が入っている方は
是非、自分の中の壊し屋さんを解放してあげてください

かくいうわたしも誕生数B#8、運命数D#2…

まずは自分の枠を壊す!

我が家のピカソ
ほかにも色々飾っています♪

関連記事

アーカイブ

PAGE TOP