年号が平成から令和へ変わりました
平成最後の月、2019年4月は
早めに春が来たと思えば
また冬に戻ったり
なんだか行きつ戻りつ…の月でした
変わりたい、進みたいという気持ちの裏には
変わりたくない、進みたくない気持ちが隠れています
そんな気持ちが映ったかのようでした
学生時代までは「卒業」「入学」という境目があって
寂しさと期待が一体になった複雑な気持ちを抱きながらも
先に進むという行為を意識的にしてきたように思います
もう小学生じゃないのだから…とか
もう大学生なのだから…とか
自分の外側の枠組みが必然的に変わることで
変化を受け入れる覚悟を作ってきたのです
オトナになると
そんな明確な線引きはなく
もしかしたら同じ枠組みの中で
ずっとずっと同じ歩みをしてきたところもあったりして
元号が変わるというのは
なんだかよくわからないけれど
昨日と今日は違ってくる
一つ境界線が引かれるような
何かを「卒業する」ような
そんな気持ちになるものなのかもしれません
昭和から平成に変わるときと違って
心の準備をする時間があっただけ
「卒業」や「境界」を意識する時間もあって
その分、行きつ戻りつなのかもしれませんね
変わりたくないと思おうが
時は過ぎていきます
変わらないものはあってよいけれど
それは歩みを止めるのとは訳が違う
流れない水はよどみます
同じように見えても
人間の体の細胞だってどんどん入れ替わっているのです
自分の体を作るパーツが生まれ変わっているのだから
意識だって生まれ変わっていいはず
令和を数秘で見ると
変化と調和の時代のスタートになりそうです
変化の中には多様化というのも入ってきます
自分を確立して、その上で他者と交わり
お互いに認め合う…その先にある新しさへ…
自分と違うものを認めるのには
少し勇気や決断が要るかもしれませんか
一緒に新しさへ向かいましょう