普段は上から見下ろすことの多い足指
その角度では気がつかないことがあります
それは足指が
上(天)を向いて伸びているか
下(地)を向いて伸びているか
普段足もみ講座の時にお世話になっている「足くん」にモデルになってもらいました
拇趾(いわゆる親指)の先端にスマイルマークをつけました
この指の先端部分が「足指の顔」だと思ってください
この足くん、水平方向から見るとわかるのですが
拇趾の顔は正面から見えますが
ほかの足指の顔は見えません
つまり他の4本は地に向かって伸びているわけです
実際に自分の顔をうつむかせるとわかると思いますが
下を向いていると胸もとじて
なんとなく表情も暗くなります
試しに笑ってみるとなんだかぎこちない…
顔が下向きになると
不思議と物事のとらえ方や考え方が悲観的になりがちと言われています
反対に顔を空に向けると
胸も開いて表情も元気になります
笑顔も作りやすく、泣き顔にしようと思うと変な顔になります
顔が上向きになると
今度は物事のとらえ方や考え方が楽観的になりがちと言われます
じゃあ、天を仰いで明るく元気に楽観的に!というのがいいのか…というと
足もとが見えないと小さな凸凹にも足を取られてすってんころりん!
なんてことも…
下向きは悲観的な面もありますが
慎重さも兼ね備えています
上向きは楽観的が過ぎると少々軽はずみになるものの
ある意味大胆さを備えています
その二つを併せ持つように
天も地も視界に入るように
まっすぐ前を向くのが一番楽しく楽に歩けるはずです
すがすがしい青空も目に入るし
道に転がる危ない石も見つけられるし
大事な道案内の標識も見落とさずに歩けます
隣を向けば一緒に歩いている仲間の顔も見られます
ずっと先に待っている運命の人の姿も見えることでしょう
こういうことが足指の顔の向きに当てはまってくるのです
足指の顔が全体的に地に向かっていたら
慎重になりすぎているサインかもしれません
足指の顔が全体的に天に向かっていたら
少し軽はずみになっているサインかもしれません
足指はそんなことも教えてくれます