いろいろな必然が重なって池末みゆき先生(ライアー演奏)と秋山峰男先生(点描画)のコラボイベントを茅ヶ崎で体験してきました
奇跡の演奏家みゆき先生と魂の画家峰男先生は実は長いおつきあいで親友なのだそうです
みゆき先生の演奏は2度ほど聴かせていただいたことがあるのですが
いきなり胸の奥にきます
そして内側からほどけて洗われていくような音の光に包まれます
峰男先生についてはこれまでも何度もブログで書いておりますが
紙、キャンバスの上に宇宙を魅せてくださる方です
昨日のコラボはライブペインティングということで
みゆき先生の即興演奏の流れる中、峰男先生がまた即興で絵を描くというものでした
みゆき先生曰く「わたしの即興は自分の内側にある音を出すのではなく,降りてきた音を出していく」
峰男先生の絵も先生の意図ではなく宇宙の意図がそのままあふれて絵になっていくというのはこれまでも何度もお話を伺い目にしてきたことです
そう、ライブペインティングはお二人の存在によって目の前に宇宙が現れる…そんな時間でした
なかでも美しいと感じたのは
みゆき先生の手が止まる時間、峰男先生の手が止まる時間でした
奏でたい音が
描きたい色が
それぞれ降りてくるまで待つ時間が途中何度かありました
この待つお二人の揺るぎの無さ
宇宙への信頼度、そしてご自身への信頼度が100%なのです
みゆき先生がいったんライアーを置かれても
峰男先生がパステルの前でじっとしていても
お互いに同じ流れの中に居て揺るぎなく循環しています
このところトートタロットで「待て」のメッセージを立て続けに受け取っているわたしに
正にタイムリーな体験だったと言えるでしょう
すきまを埋めるために本物の流れが来ていなくても手を動かしてしまったら
みゆき先生と峰男先生のような循環は起きてきません
来るべき時に流れは必ず来る
そう宇宙を信頼すること、自分を信頼すること
ライブペインティング、申し合わせてもいないのに
みゆき先生の手と峰男先生の手は同時に「はい」と終わりを告げられました