石巻にて<2> 出会い

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石巻の海の幸!!!

日和山を後にして
おいしい海の幸を昼食にいただき
「うまっこ山」のてっぺんから石巻市内を眺望し胸一杯きれいな空気を吸い込んでから
今回、ワークショップを開催させていただく「あがらいん」さんにお邪魔しました

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うまっこ山からの眺望。 近くに見える整然と並ぶ屋根は仮説住宅。まだ3割ほどが埋まっているそうです。

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ワークショップの場所をお借りした「あがらいん」さん

 石橋先生の「前に一歩踏み出していきたい 石巻の人に一歩踏み出して欲しい」という思いから
今回のワークショップは
足指と対話することで
自分自身が幸せになる道を探る
…というものを企画しました

2,3日前の呼びかけだったにもかかわらず
10名を超える方が集まってくださいました

普段は石橋先生と共に足もみのサークル活動をされている方々で
皆さん、わたしより人生の先輩で、素敵な表情をしていらっしゃいます

こんなにお元気そうな皆さん…
わたしがワークショップしなくても
十分元気に前向きに歩いていらっしゃるのではないかなぁ…

と、思ったのですが
靴下を脱いだ足を見て
「!」となりました

全員の方が
「人のために尽くす」道を歩いてきた足をされていたのです

実際にお話を伺うと
女手一つでたくさんのお子さんを育て上げた方
看護師のお仕事をしながら大家族の主婦でもある方
…などなど

自分のことは後回し…という典型的な「お母さん」

それが、もう子どもも独立して…という時期に
あの震災…
大なり小なりまた新たなご苦労を背負われた…
そんな足がずらっと並んでいました

心の底から「もっと幸せに楽に“歩いて”いただけたらいいのに!」という気持ちになりました

90分のワークショップがあっという間に感じるぐらい
皆さん楽しく熱心に自分の足を向き合ってくださいました

「ここに血管が浮いているのはこういうメッセージかもしれませんよ」
「この指が目立ってむくんでいるのは、このテーマで我慢してきたね、でももういいよ…って足指が言ってるのかも?」
「自分のところに降り注いできた幸せを遠慮して受け流していませんか?」

皆さん、思い当たることがあるようで
うなずきながら足指をじっと眺めていらっしゃいました

お帰りになるときには
また一段と笑顔が素敵に輝いていた気がします

ワークショップの後は女川のあたりを見に行く予定でしたが
そのまま「あがらいん」さんに残って
残った方々とおしゃべりさせていただきました
そんな時も問わず語りに震災の話が出てきます
あの日がどれだけたくさんの人の人生を変えたのか…
深く知ることが出来ました

仙台に出る列車に間に合うようにと
石巻駅まで車で送っていただいたら
なんと!乗る予定の列車が欠便
次は1時間後と言うことで
駅の喫茶店で石橋先生、I先生と更に色々お話しできました

この5年、ボランティアに力を尽くしてこられたことを
facebookのやりとりで知ってはいたものの
表には出せないご苦労もあったことが改めてわかりました

そして、そんなご苦労のあるなかで
わたしが思っていた以上に
1コインチャリティーや福幸つむぎぞうりを通じたやりとりを
励みにしてくださっていたことを知り
胸が熱くなりました

現地にも行かずに「支援」なんておこがましいんじゃ無いか…とか
正直、心の中で迷いも葛藤もありながら続けていたことが
ちゃんと心に届いていた…
続けてきて良かったし
これからも続けていこうと思いを強く出来ました
また、ワークショップを通じて
自分に出来ることの広がりも感じられました

そんな嬉しい出会いにあふれた石巻訪問でした

お世話になった皆さん、有り難う御座いました!!!

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