
アロマ3:ローズマリー
アロマのお話第3回です
今回は初めての方でも簡単に使える精油の使い方をご紹介します
<アロマの楽しみ方:芳香浴>
精油の成分を空気中に漂わせて楽しむ方法です
アロマディフューザーやアロマポット、アロマランプなど
専用の道具も色々ありますが
一番簡単なのはお手持ちのマグカップを使う方法です
*マグカップで芳香浴*
お気に入りのマグカップにお湯を注ぎ
精油を1~2滴たらして香りを楽しみます
湯気を直接吸い込むと粘膜を痛める可能性もあるので
気をつけてくださいね
お子さんなどが間違えて飲んでしまわないように
専用のカップを決めておくことをおすすめします
*ハンカチ、ティッシュで芳香浴*
ハンカチやティッシュに
お好みの精油を1~2滴たらして香りを楽しみます
精油をたらした箇所が直接肌につかないように気をつけてください
また精油によってはハンカチにシミがつく場合もあります
わたしは人の多いところに行くときには
この「アロマハンカチ」をよく持参します
時折、周りのにおいが気になったり
混んだ電車の中で空気が悪いと感じたときなど
さっと鼻のところに持って行けばリフレッシュできます
*道具を使った芳香浴*
アロマディフューザーなどは必ず注意書きがあるので
よく読んで使い方を守ってください
赤ちゃんやペットがいる場合は精油の扱いに注意が必要です
猫には「ティートリー」の精油は代謝できないため
猫ちゃんのいる空間でティートリーを使うのは避けることをおすすめします
<ローズマリー>
お料理にハーブとしても使われるローズマリー
アロマオイルもポピュラーです
お肉の臭み消しに使われるハーブなので
ちょっと強めのすっきりした香りがあります
わたしはアロマに詳しくない頃には
“ローズ”マリー…って薔薇の親戚?…と思っていました
薔薇とは何の関係もありません
ローズマリーの名前の由来は
ローズの部分はラテン語でros「露」、マリーは同じくラテン語marinus「海」で
「海のしずく」という意味なのだそうです
古くから感染予防や記憶力のアップに使われていました
わたしは集中力をアップしたいときによく使います
サロンで講座を開くときにも
講義要素が多い内容の時にはローズマリーを部屋に香らせておきます
前回、緊張しやすい傾向の受験生さんにラベンダーをお勧めしましたが
勉強の時にどうも気が散る…というタイプの方には
ローズマリーが良いですね
からだへの働きかけとしては
全身への強壮効果があると言われています
リラックス…というよりも「元気出したい!」時に向いていますね
また血流を促進するので冷えにもいい精油です
(血圧を上げることがあるので高血圧の方は使用に注意が必要です)
しゃきっとしたいときにはこの精油がおすすめです

