ハラを決める呼吸

前回に続き歯医者ネタです。

前回も書きましたが、世の中で行きたくない場所のトップ3に確実に入るのが歯科医院。

一つはこどもの頃に歯医者で味わった規格外の痛み。
もう一つはわたしが中学生の頃に母が歯の治療中に心臓発作を起こしたできごと。
これがずっと心の奥にありました。

それでも気持ちを奮い立たせて、今回抜歯と移植という未体験の治療を受けることにしたのです。

えいやっと決心して椅子に座ったものの
いざ始まると血圧が上がり、動悸が…
何しろ今回初めてかかった歯医者さんなので腕の方も未知数…
「麻酔します」
こどもの頃に麻酔のミスでひどい目にあった記憶と
母の入院騒ぎの記憶が蘇ってきます…
(ほ、ほんとうに麻酔…きくの?このドキドキは発作じゃないよね…?)
ガキッ!…抜歯1本目の虫歯が欠けて破片が口の中で飛びます
「あ、すみません」
(ひえっ!この先生、大丈夫?ぐふ、破片がのどに入っちゃいそう…ぐふぐふ)

気がつくと、思いっきり呼吸が浅くなっていました。
不安で緊張しているのですから当たり前です。

(…! わたしは何のためにかとうメソッドをやってるんだ?)

意識を丹田にもっていき、鼻からふーっと息を吐く
もう1回、ふーっ

みるみるうちに緊張が消えて動悸もおさまりました。

ここで無闇に緊張してもいいことは何もないと
ハラを決めることができました。

自分でこの治療を受けると決めたのに
椅子の上で無意味に緊張するなんて…
こどもの頃の歯医者さんとは全然別の先生だし
機器だって最新
母の心臓とわたしの心臓は違う
それなのに昔の記憶をわざわざ掘り起こして不安がるなんて…

そういう意味のない不安からあっさり抜け出せたのは呼吸のおかげです


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