もっと足を見よう
最近、よく昔の自分の足を思い出します。
心身共につらかった時期の足のことです。
タコや角質だらけでひび割れたり
ぶつぶつが出来て皮がむけたり
薬で治してもすぐに復活するウオノメ…
夜になると土踏まずの下半分(小腸の反射区)が張って痛くなり
冬は冷え切ってアンカ無しでは寝られず
その頃の足と今の足は全然違います。
当時は顔で笑って足で泣いていたんですね。
先日、若石の仲間が紹介してくれたこちらの本。
パラッと中身を見ていたら、タコ、ウオノメのサインとして
『タコはもろい情緒を保護するためのバリア。指の下にできたウオノメは、自己が踏みにじられないように守っていることを表します』と書かれていました。
「ああ……やっぱりそうだったんだ」
当時の自分が蘇ってきました。
今になって振り返るからわかることですが、
その渦中にいる自分は「無理」が板につきすぎていて
「無理している自分」が自分らしい姿だと思っていました。
そのときに足にはこんなサインが出るんだ…ということを知っていたら
無理に無理を重ねてしまうことはなかったかもしれません。
いや、ひょっとすると、心身の状況が足に映し出されるなんて、
その頃だったら信じなかったかもしれませんね。
でも、今ならわかります。信じられます。
変わっていく自分自身と足を見つめてきましたから。
足を揉むことも勿論大事なことですが
それと同じように足を見ることも、もっともっと大事にしたいことです。
それは自分を見つめることなのですから。
注:著者の市野さおりさんは英国式リフレクソロジーの方なので、若石とは反射区の位置が異なるところがあります。

2件のコメント
mari
おもしろそうな本ですね。
表紙にある「ここに角質がある人は本能に負けてしまいがち…」という部分にしつこい角質を持つ身としては、ぎくりと致しました。。 近々この本、読んでみようと思います。
それでは今晩もこれから足揉み、始めます!
りえ
Mariさん、セルフケア続けてくださっているようで本当に嬉しいです♬
足は自分自身も気づかないようなことを教えてくれます。
この本を見ながらセルフケアしていると新しい気づきもあると思いますよ!