一期一会

一期一会。

春は別れと出会いの季節…ということで
よく見聞きすることばです。

大辞林によるともともとは
「茶会に臨む際には、その機会は一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ」という意から生まれた言葉だそうです。

なぜこの言葉を思い浮かべたかというと
講座の準備をしながら
約15年の日本語教師時代にしてきた授業には一つたりとも同じものはなかったなぁ…と思い返していたからです。

当たり前のことなんですが。

授業の主役は学生で、その主役が毎回変わるわけですから。

この文法項目だったらこういう風に授業を進めようという「教案」は当然作っておきます。
その教案自体は今年のクラスも去年のクラスも大差なかったりするのですが
いったん教室に入るとその日の学生の顔ぶれや社会の出来事や当日の天気や…
そういった環境すべてによって「その日だけの授業」になっていきます。

紙に書いた教案に血肉が通い“生き物”のようになっていく瞬間が
わたしの一番好きな時間でした。

この時間は今しかないと思う気持ちを心から味わえる時間です。

リフレクソロジーでもこの気持ちを大事にしたいと思っています。
講座は勿論、サロンでの施術もただ手順を追っていくのではなく
その日のお客様の状態を感じ取って的確に…。

まだまだ技術的には未熟なところのあるわたしですが
「一期一会」の誠意だけは忘れずに…!

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今年の桜は去年の桜、来年の桜とも違います。
今このときの花を愛でましょう。


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