星明子の夢

前回の読書話に引き続き…

先日、チャリティーリフレクソロジーの後のランチタイムにこの本の話題が出ました。

天才は親が作る (文春文庫)

「足をもむ」「足底筋を鍛える」ことが一流アスリートの子供時代にどれだけ意味を持っていたかがわかる1冊です。

最初は感心しながら「ほほー!」と読んでいたのですが
何名かのエピソードを読むうちにどうしてもどうしても気になることがあって
胸が苦しくなって読み進められなくなってしまいました。

それは「天才の兄弟姉妹は?」ということです。

才能のある我が子にほぼ付きっきりと言って良いほどの親御さんの姿。
子供の才能を見いだし、夢を叶えるために全力を尽くす姿には確かに感服するものの…
その「天才」以外の子供は?

星飛雄馬の姉の明子は母親がわりでもあったため
自然と一徹の娘と言うよりも飛雄馬の保護者的な存在になることで
父と弟の姿を見守ることができたのかもしれません。
でも、もし母がいて明子自身が娘としての存在であったなら…
明子にも何か成し遂げたい夢があったなら…?
一徹は飛雄馬の夢を叶えると言うよりも自分自身を投影して
飛雄馬を身代わりにしていた意味合いも大きいので
「子供の夢を叶える」というのとは少し違うのかもしれないけれど
飛雄馬について考えるのと同じだけ
明子の夢について考え、力を尽くしてあげることはあったでしょうか?

イチローのお父さんはイチローのお兄さんの足も揉んであげていたんだろうか?

そんなことがどうしても気になってしまうのでした。


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