
こどもの足を守りたい
今日のニュースで屋外での活動を制限している福島市の保育園の園児たちに扁平足が増えているということを知りました。
扁平足というのは足裏のアーチがない状態の足のことです。
足裏のアーチは足を地に着くたびに衝撃を吸収するという役割があります。
これがないことで着地の衝撃をもろに受けるために疲れやすくなると言われています。
またその衝撃を庇うために歩き癖がついて膝や腰を痛めたり
外反母趾の誘因になったり
足裏の血流が悪くなるために冷えの元になるなど
弊害は色々です。
「扁平足になると、昔は必ず足に異常を感じたものですが 、現在では、足に異常を感じないで 、副次的におこる胃・十二指腸などの内臓障害、食欲不振、そして、骨盤のゆがみや肩の曲がりから来る肩こり、めまいなどが顕著にあらわれます。」
『若石 足はあなたの主治医』編著:国際若石健康研究会日本分会より引用
「運動すると疲れやすい、歩くと痛い、胃腸が悪い、アレルギーがある、腰痛、脊柱の変形など偏平足になると様々な症状に苦しめられます」
『足の汚れが万病の原因だった』著:官有謀 より引用
赤ちゃんの頃には土踏まずはありませんが、歩き出すにつれて形成されていきます。
土踏まずのある健康的な足を作るには子供の時期に素足で土の上を駆け回るのが一番。
現代の子供には偏平足が増えていて、それは様々な環境の変化が原因とされています。
普通に今の日本で成長している子供の足でさえ大事な土踏まずが形成されにくい環境になっているのに、外で駆け回る機会を奪われている地域の子供たちの足がとても心配です。
お母さんお父さんが子供たちの足を揉んであげたり
足底筋を鍛える遊びを取り入れることなどで少しは健康な足づくりの
助けになるかもしれません。
自分の小さい力で何か出来ることはないか…
今、真剣に考えています。

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