やまださん物語 第5章 再会

2006年   たぶん…出会い
2007年   我が家の裏の猫銀座の常連に。お茶の間にも上がってくるように。
2008年春 我が家の建て替えのためお別れ…
2008年夏 新居完成。やまださんの姿は無し。
2008年秋 近所の駐車場で姿を見かける。

その後、やまださんの姿を再び見ることもなく年は明け、日々は過ぎていきました。

我が家の裏の猫銀座もすっかり顔ぶれも変わりました。
何匹か顔なじみの子はいましたが、家に上げるほど親しくなることはなく
かといってわたしもオット氏もどこかから猫を迎え入れる気もなく
たまに猫カフェに行く程度の猫濃度の生活でした。

最後にやまださんを見かけてから1年以上たった2009年の秋のことです。

リビングに面した中庭にはウッドデッキを作ってあり、
たまに常連猫さんがのんびり昼寝したり
「ご自由にどうぞ」と出しておいたまたたびの枝で遊んだりしていました。

その日も「どん!」と猫がウッドデッキに飛び降りる音が。
また誰か昼寝でもしに来たのかなぁ…と思っていると

「んぎゃあ」

え、このまったくかわいげのないだみ声は?! まさか…!

振り返ると窓の外には紛れもないやまださんの姿。
しかも、明らかに窓を開けろと催促している様子です。

「え、え、え、え、やまださん?!」
焦って窓を開けるわたしを尻目に当然のような顔で
やまださんは新居のリビングルームに入ってきました。

「やまださんだぁぁぁぁぁ!」

嬉しい驚きに平常心を失う人間に比べ
やまださんの落ち着きっぷりったら…

あんなに長い間ご無沙汰だったし、新しい家に上がるのは初めてなのに
堂々とした態度で毛並みのお手入れをする姿。

こうしてわたしとオット氏は愛しのやまださんとの日々を再び得ることが出来たのです。
その日々は決して平穏なものではありませんでした。

くつろぐやまださん。まだ首輪はつけていません。

くつろぐやまださん。
まだ首輪はつけていません。


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