今年の夏の出会い

夏の出会い…というと
ビーチで、高原で…という感じですが

今年の夏のわたしの出会いは都会の真ん中。
しかも相手は本です。

大好きな本屋さん「松丸本舗」で出会ってしまいました!
理系と聞いただけで走って逃げるわたしです。
松丸本舗でなかったら絶対に出会わなかった本でしょう。
学生時代、理系科目は憎むべき天敵でした。
(わたし一人の)怨念渦巻く物理の授業で聞いた覚えのあるファラデーという名前…
普通の書店でこの名前を見かけても
その本を避けることこそすれ手に取るなんてありえません。

でも、松丸本舗は手に取らせるんですねぇ。

行ったことのある方は共感していただけると思うのですが
あの空間には「本ってすごいね。特別なものだよね」という、わくわくした“気”が満ちているのです。
一歩足を踏み入れるとその“気”に包まれてしまいます。
そんなわくわくの中、普通とはちょっと違う切り口で並べられた本と出会うことで
いつもなら素通りしてしまう本がピカッと光って目に飛び込んでくるのです。

同じことがこの本にも言えます。

ファラデーという超一流の科学者が1861年のクリスマス休暇にロンドン王立研究所で行った一般向けの講演の内容をまとめたのがこの「ロウソクの科学」です。

訳者の力もあるのでしょうが、この語り口が科学に対するわくわくに満ちているのです。
わたしのように可能な限り理系的なものを避けて生きてきた者の心までわしづかみです。
当時の最先端の科学研究者が、だれにも身近な「ロウソク」を手にとって
深遠な科学について目を輝かせながら、
それでいて誰にでも(わたしにでも)わかる平易な語り口で語りかけてきます。
ホンからもわくわくの“気”が立ち上るのです。

松丸本舗もファラデーも自らが魅了されている何かを自らがわくわくしながら
ひとに共有してもらおうと情報を発信しています。

そのパワーが重なってわたしはこの本と出会え、今、わくわくしています。

わたしが若石にはまったのも「足っておもしろい!」というわくわくからでした。
講座を開くのもこのわくわくを伝えたい気持ちが一番の原動力です。
もっともっと自分でわくわくして、それをいろいろな方にお伝えしたい…
自分の講座もわくわくの“気”で満たしたい…!

と、科学に関係のないところで刺激を受けまくった一冊です。
本当におもしろいのでおすすめです!

ちなみに松丸本舗の店主、松岡正剛氏による「ロウソクの科学」紹介はこちら
この文章もわくわくします。

 


今年の夏の出会い” への3件のコメント

  1. ふふふ。
    わかるわかる。
    わくわく。
    出会いましたね。わくわくさん。
    ろうそくのお話、図書館にリクエストしてみます。

    • その道(どの道?)の名著だそうなので図書館にはありそうですね。

      もしかして子供の頃にこの本を読んでいたら理科が好きになっていた…か…も………
      (そこは自信がない…)

  2. ピンバック: うつくしいことば うつくしいしぜん | リライアンス~reliance~  若石リフレクソロジー

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