残っていたもの

足もみ仲間(先輩)が東北で行っているボランティアの報告会イベントに行ってきました。

前半はボランティアの活動報告と現地で行っているセルフケア指導の一部の紹介。
後半で南三陸で津波の被害に遭われた方のお話も伺うことが出来ました。

チリ津波を体験した方でさえ想像を遙かに超える津波だったということがよくわかりました。

着の身着のままで山の上に避難。
目の前で流されていく我が家や車。
何度も押し寄せてくる津波。
そのたびに聞こえる建物などが壊れるバキバキという音。
大きな火事でもあるのだろうか、赤く染まる遠く北の方の空。
不安な気持ちで寒さに震えながら山で拾った枝を燃やして暖をとる。
まんじりともせずに迎えた朝。

翌日、続く余震の中をがれきを越えてなんとかたどり着いた避難場所で食べた1個のおにぎりの味。

何もかもなくなってしまった…と思ったそうです。

ですが、数日後、所在を知った友人たちが両手いっぱいに物資を抱えて訪ねてきてくれたときに
何もかも無くなったわけでは無いことに気づかれたそうです。

人間関係は、人との繋がりは、残っている

私が生まれたのは高度成長期で社会は物質的な豊かさを夢に描いて動いていた時代でした。
“三種の神器”やら“3C”やら、そういったものを手に入れるのが幸せと思って進んできました。

でも、どうなんだろう?

今の自分から物質的なものを取り除いたら何が残る?

もう一度ちゃんと「幸せ」について考えるべき時なんだと気づかせていただいた講演会でした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)