お彼岸に

午前中のお客様をお見送りして、父の墓参に出かけるために着替えようとしていた時にドアホンが鳴りました。

インターフォンを取ると女性の声で
「オットさんの幼馴染の○○と申しますが、オットさんはいらっしゃいますか?」

オット氏に取り次ぎ、急いで着替えを終えてオット氏のあとから玄関先に出ると、幼馴染さんとそのご両親という方が立っていらっしゃいました。

お墓参りで近くに来て、オット家はまだこの辺りにあるだろうかと探してくださったのだそうです。

固辞されるのを折角ですからと上がっていただくことに。
お茶の用意をするわたしの耳にもリビングから談笑する声が響いてきました。

何十年ぶりの再会だそうです。

ずっと以前に亡くなったためわたしは会ったことのないオット氏の両親の話を
幼馴染さんのご両親から伺うことが出来ました。

お帰りになる時にわたしの手をぎゅっと握ってくださった手が本当にあたたかくて
わたしの目からもあたたかい涙がこぼれそうに。

そんな秋のお彼岸でした。


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